導入事例
忙しすぎる院長が、e-haBooksで“任せられるカウンセリング”を実現
「自費治療の説明は、自分かドクターがやるもの」――。
そう思い込んでいた大岡山駅前歯科・矯正歯科の水戸部先生。診療時間を削ってまで自費説明を行い、忙しさのあまり説明を省いて保険で進めてしまうこともありました。
「スタッフに任せられたら楽になるのに…」と思いながらも、一歩踏み出せずにいた先生が、e-haBooksをきっかけに「スタッフが説明しても決まる」補綴カウンセリング体制をどのように作っていったのか。そのプロセスをご紹介します。
「自分が説明しないと回らない」忙しすぎる毎日
忙しい診療の合間に、院長やドクターが自費治療の説明まで担っていた水戸部先生。治療時間を削ってカウンセリングを行わなければならず、時間が足りないときには、十分な説明ができないまま保険診療で進めてしまうこともあったと言います。
一方で、周りを見渡すと、スタッフには手が空いている時間もある。「自分は手一杯なのに、スタッフには余裕がある」――そのギャップにショックを受けつつも、任せ方がわからず、一人で説明を抱え込んでいたのが導入前の姿でした。
「スタッフに任せたい。でも任せ方がわからない」
「スタッフにカウンセリングを任せられたら、どれだけ楽になるか…」。
そう感じながらも、「うまく説明できなかったら自費が取れなくなるのでは」「任せて失敗したらどうしよう」という不安から、決断を先延ばしにしていたと水戸部先生は振り返ります。
その結果、患者さんへの説明時間が足りず、本来なら自費になっていたはずの治療を取りこぼしてしまうケースもありました。「このままではいけない」と感じながらも、スタッフへの任せ方・仕組みづくりの具体的な方法が見えず、モヤモヤした状態が続いていたのです。
e-haBooksとの出会い――「説明の流れ」と「見せ方」をそろえる
そんなときに出会ったのが、歯科医院専用のデジタルカウンセリングツール「e-haBooks」でした。
e-haBooksは、タブレットで症例写真やイラスト、説明スライドを見せながら、「この順番で話せばよい」という流れが最初から組まれています。患者さんが気にしやすい見た目・むし歯の再発リスク・耐久性・金属アレルギーなどの不安を、一つずつ整理して説明できるようになっているため、スタッフでも説明のポイントを外さずに話せるようになります。
「何をどの順番で説明すればいいのか」が画面の流れとして決まっていることで、スタッフにとっても安心して使えるツールだったことが、導入の大きな決め手になりました。
「スタッフが説明しても、患者さんがスムーズに納得してくれる」
導入後は、スタッフがタブレットを使ってカウンセリングを行うスタイルにシフトしていきました。
e-haBooksに沿って説明を進めることで、スタッフでも患者さんの不安を一つずつ整理しながら話せるようになり、「スタッフが説明しても、患者さんがスムーズに納得してくれます」と水戸部先生は語ります。
カウンセリングを受けた患者さんの表情も柔らかくなり、「理解したうえで次のステップに進めている」感覚が強くなったことで、スタッフ自身の手応えや自信も高まっていきました。院長がすべての説明を抱え込むのではなく、「スタッフに任せても、最善の治療選択を後押しできる」補綴カウンセリング体制が、少しずつ医院のスタンダードになっていったのです。
「院長だけが説明する医院」からの卒業
以前は「自費治療の説明は院長やドクターの仕事」という前提で動いていた水戸部先生の医院。しかし、e-haBooksをきっかけに、スタッフが患者さんに寄り添いながら説明できる環境づくりへと舵を切りました。
いまでは、スタッフが補綴カウンセリングを担うことで、院長は診療や全体マネジメントに時間を使えるようになり、患者さんにとっても「きちんと説明を聞いたうえで、自分で選べる」状態が整いつつあります。院長一人が背負っていた責任を、スタッフと仕組みで分担することで、医院全体が「患者さんに寄り添うチーム」に変わっていく――その一歩目が、e-haBooksの導入でした。
※本事例では e-haBooks を活用した補綴カウンセリング改善の取り組み をご紹介しています。
e-haBooksGuide は、この Books に備わっている
「説明の流れ」「見せ方」「理解の補助」
といった基盤をそのまま引き継ぎながら、
より幅広い説明シーンや、スタッフ教育の仕組みまで一体化した“拡張版”のサービス です。
e-haBooks をお使いの医院様でも、
「もう一歩、説明をわかりやすくしたい」
「スタッフ教育も仕組み化したい」
と感じる場面があれば、
そのままの運用を活かしながら、必要な部分だけ Guide に置き換えるという形のステップアップが可能です。
詳しくはお問い合わせください。
ご医院の状況に合わせて、Books と Guide の最適な使い分けをご案内いたします。